一年中スーパーなどで出回っているイカですが、スルメイカやアオリイカは今時期が旬を迎えています。
近所の市場の魚屋さんではいつも新鮮な魚が安く手に入るので、この市場に来るのが毎週末の楽しみになってます(^ω^)
こないだからイカを使って試したい料理があったので、イカの安売りに出くわし早速購入。
実験開始!
鮮度もいいので、ワタもプリプリでしっかりしています。
イカはほとんど包丁を使わずに手でムキムキすれば解体できるので、イカの解体作業は覚えれば楽しいですよ!
今回はイカの胴中にひき肉を詰めたいと思ってたので、ひき肉に玉ねぎ、セロリ、シイタケ、ピーマン、くるみなど冷蔵庫に残っていた野菜と一緒にまぜまぜ。
こねた肉タネを軽く冷蔵庫で休ませたら、イカの胴中にタネを詰めて口を閉じたらひとまずメインは完成。
そして、玉ねぎを入れたトマト煮汁を別に煮込んでき、せっかくなのでこの中に新鮮なイカワタも入れて旨味も追加します。 これを入れるだけでイカのスープに深みと旨味がすごく出るので、鮮度の良いワタは絶対捨ててはダメですよ。
塩、パプリカパウダーで味付けしたトマト煮汁にイカを投入したら、あとはふたをしてコトコト煮れば完成。やはりスペイン風に調理するならパプリカパウダーが欠かせません。これを入れるか入れないかで、「なんとか風」が変わるような。
バルセロナで食べたアルボンディガス(スペインの肉団子)にイカの旨味を感じたので、ならばイカの中に詰めてしまえということで、作ってみたところ、結構いけました。
鮮度の良いイカなら煮込んでもそこまで硬くならないので、ほろほろと噛み切れて、肉タネに入れたくるみがいいアクセントになりました。
追記:肉タネも煮汁も残っていたので、肉団子にして煮込みにしたところ、なんだかこっちはいまいちでした。詰めるように作った肉タネなだけに裸にされるといまいち本領を発揮できなかったようです。
というこで、本日のオススメはイカのトマト煮にあうワイン「ムース・ブラザーズ」。 ミネラル感のある酸味とフルーティーな味わいはトマトソースと相性抜群です!