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Las Bodegas

生産者

Wineries

Bodega Las Calzadas

ボデーガ・ラス・カルサダス

アンフォラを用いた伝統的なワイン製造を今も受け継ぐ 

人口300人の小さな村で生み出されるワイン

ボデーガ・ラス・カルサダスは、2017年設立の家族経営のワイナリーです。
ラ・マンチャ地方にある、人口300人に満たないポゾアマルゴという村に位置しています。
このワイナリーの醸造家であるダニエル・セビージャは23歳の時、ブドウ畑と失われた生産技術を回復させるというミッションに取り組むため、この小さな村に戻ることを決意しました。
現在ボデーガ・ラス・カルサダスでは、ラテン語で「小さな壺」を意味するTinácula (ティナクラ)というブランド名で、 19 世紀後半から 20 世紀初頭に使われた古い粘土のアンフォラを用いて、絶滅の危機に瀕した古代のワイン造りを復活させることに努めています。

アンフォラにこだわり伝統と環境を守る若き醸造家

故郷に戻ったダニエル・セビージャのミッションは、手掛けるすべてのワインをアンフォラのみで造るということでした。
多くのワイナリーのアンフォラは内側に塗料を用いて補強していますが、ボデーガ・ラス・カルサダスでは粘土の質を高めることにより、塗料は一切使用していません。
彼らが造り出すワインはいずれも、マロラクティック発酵から熟成・瓶詰めに至るすべての過程においてアンフォラを用いています。
現在アンフォラのみで発酵、熟成させるワイナリーは、世界でもここだけです。
ボデーガ・ラス・カルサダスでは、地元の古いワイナリーから集めた約150年前の粘土で作られたアンフォラと、有機栽培で育てたブドウから、年間約25,000本のワインを大切に造り出しています。

BASIC INFORMATION基本情報

ワイナリー名
ボデーガ・ラス・カルサダス
生産地
D.O.リベラ・デル・フカル
設立
2017
ぶどう畑面積
約20万㎡
主な生産ワイン
ティナクラ・ティント、ティナクラ・エキス、ティナクラ・ブランコ
主な栽培品種
ボバル、テンプラニーリョ、パルディージャ