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男子バスケットボールスペイン代表悲願の金へ好発進!

「4大会連続メダルへ」

オリンピック開幕から1週間が経ちました。

日々熱戦が繰り広げられ、スポーツ観戦愛好者には興奮の毎日をお過ごしなのではないでしょうか⁉

さて、皆様の注目競技は何ですか?

これまで東京五輪のスペイン代表選手を取り上げてきましたが、今回は男子バスケットボール代表のご紹介です!

上の写真は2019年のワールドカップでの優勝の1枚です。

実はスペインはアメリカに次ぐ世界ランク2位のバスケット強豪国。

ワールドカップ優勝もあり、現時点ではアメリカをしのぎ「世界最強チーム」とも言われています。

2006年のワールドカップ優勝を境にスペインの黄金時代は始まりました。

その大会でMVPを受賞したパウ・ガソル選手を主軸に2008年北京、2012年ロンドンでともに銀メダル、2016年リオで銅メダルを獲得しています。

しかし、3大会とも強豪アメリカに金メダルの座を阻止されてきました。

そして今大会はその雪辱を果たすべく最強メンバーが集結しました。

26日に対日本で初戦を迎えたスペインでしたが、結果は88-77でスペインの勝利。

普段あまりバスケの試合を見ない私ですが、この時ばかりは終始試合にかじりつきました。

もちろんスペイン代表の興味もありますが、日本代表も八村選手と渡辺選手のNBAコンビがいるので、こちらも気になり見逃せませんでした。

結果は惜しくも日本が敗戦しましたが、試合的には日本が同点に追いつくシーンがあるなど見ごたえのある試合となったのではないでしょうか。

そしてその中でもひときわ目立っていたのが、スペイン代表ルビオ選手です。

「リッキー・ルビオ選手(Ricky Rubio)」

彼はスペインのプロリーグで史上最年少となる14歳でデビューしました。

その当時から「スペインの神童」と呼ばれ、常に彼のプレーに注目が集まっていました。

そして、現在はNBAのミネソタ・ティンバーウルブズに所属しています。

オリンピックには当時17歳の若さで北京五輪に出場し、銀メダル獲得に貢献ました。

翌オリンピックは前十字靭帯断裂により悔しくも代表漏れとなりましたが、リオ五輪ではその輝きを取り戻しました。

そして世界一を決めた2019年のワールドカップではMVPにも選ばれ、現スペイン代表の中心であることは間違いありません。

日本戦での彼のプレーもやはり圧倒的な存在感とプレーの安定性がありました。

見ている私も彼にボールが渡れば、「あー入れられたな」と。

さすがは「世界最強のポイントガード」と称されるだけあり、華麗なボール回しと得点力は必見です!

「パウ・ガソル選手(Pau Gasol)」

そしてもう一人の注目選手は、やはりパウ・ガソル選手。

なんと41歳です。

あの過酷なスポーツでこの年齢には驚きです。

やはり長年スペインバスケットボール界を牽引してきただけにコートでの存在感はさすがです。

1999年、18歳でプロチームの名門FCバルセロナでデビューし、スペインリーグ最後となる2001年はMVPを獲得するなど早くから頭角を現していました。

オリンピックは2004年アテネ五輪でデビューとなりましたが、その時は7位と振るわず終わりましたが、それ以後は前述通りの大活躍。

NBAではグリズリーズやレイカーズ、ブルズなど名門を渡り、勝利に貢献してきました。

そして、2021年からは古巣のFCバルセロナに戻り、プレーしています。

一度はスペイン代表から外れていたものの、今大会で代表復帰ということで、彼の思い入れも相当でしょう。

今回5度目のオリンピック出場となりますが、おそらく年齢的にもこれで最後の五輪になるのではないでしょうか。

国内外リーグの優勝は経験していても、オリンピックの優勝だけは手にしていないということで、是非今大会では金メダルを取ってほしいものです。

2019年のワールドカップに引き続き、今大会でも「世界最強」のプレーに注目です!

【次回試合予定】

7月29日 21時~対アルゼンチン
8月1日 17時20分~対スロベニア

ということで、本日は悲願の金メダルを祈願して、夢を追い続ける「夢想人」を意味する「エル・イルシオニスタ・クリアンサ」。

名酒ベガ・シシリアを生んだ銘醸地リベラ・デル・ドゥエロらしい深みのあるエレガントなフルボディです。

 

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