2020年に初開催され、隔年で開催されるスペインワインの大見本市バルセロナワインウィークがバルセロナのムンジュイック会場にて4月4日～6日にかけて開催されました。
もともとは2月開催の予定でしたが、コロナの影響により2か月延期での開催となりました。
コロナ禍にもかかわらず、スペイン60の地域から約650ワイナリーが出展し、世界各国から約18,000人が訪れました。
初回開催時2020年2月には、私も運よく会場に足を運ぶことができ、スペイン各地の個性や特徴を一堂に見ることができて、とても見ごたえのある展示会だったのを覚えています。
残念ながら今年は訪問することはできませんでしたが、前回開催時は、コロナ初期での訪問であったため、とても思い出深い体験にもなりました。
現地知人の連絡によると、アジア圏からの人は少ないながらも、欧米諸国からの人の出入りは多く、初回開催時とさほど変わりのない盛況ぶりということで、慎重派の日本人に比べ、やはりコロナに対する意識の違いがよく表れているようにも感じました。
スペインでは今月20日からは医療機関など一部の場所を除き、屋内でのマスク着用義務が廃止されました。
「ウィズコロナ」に向けたヨーロッパ諸国の、経済活動が今後もどうなっていくかを慎重に見極めていく必要はあると思いますが、一方で、経済成長の遅い日本が世界の成長からさらに遅れをとらないかが心配です。
2年後の次回開催時には是非また、訪れたいものです。