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1月6日がクリスマス?

皆様、あけましておめでとうございます🎍
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

みなさま今年はどのようなお正月を迎えられたでしょうか?
昨年とは異なり帰省される方も多かったのではないでしょうか。
私は今年も実家には帰省せず、主夫として日々の家事をこなす普段と変わらない生活を送っていました😅

コロナが終息さえすれば、もう少し面白みのあるお正月休暇を過ごしたいものです。

さて、今回はスペインの習慣をご紹介です。

実は、前回ブログでスペインのクリスマスの習慣をご紹介しましたが、なんとスペインでは12月24日から1月6日までクリスマス🎄が続いているのです。

そして、最終日の6日は「三賢人の日」と言われ、子供たちがプレゼントをもらい、美味しいお菓子を食べられる特別な日でもあり、前日から街では賑やかなお祭り(公現祭)、パレード🎆も開かれています。

公現祭(Día de los Reyes Magos)はキリスト教のお祝いの日で、東方の三賢人がイエス・キリストの誕生を祝福し贈りものを持って拝みに訪れた日とされています。

このエピソードに由来して、スペインでは1月5日の夜に三博士がラクダに乗って子供たちにプレゼント🎁持ってやってくるという習慣になっています。

なので、子供たちにとっては、日本とは違いクリスマスプレゼントはサンタさん🎅が運んでくるものでなく、三賢人が運んでくれるものと思われています。

そして、その三賢人の日に欠かせないのがマジパン生地で作られたリング状のケーキ「ロスコン・デ・レジェス」。

このお菓子は年明けからスーパーやお菓子屋さんで販売が始まり、お菓子の中には人形と乾燥豆が入っています。

切り分けたケーキの中にお人形が入っていれば一年が幸福でいられ、一日王様👑でいられます。
逆に乾燥豆を当てた人はロスコン・デ・レジェスをおごらされたりと、ゲーム性があるので家族、友人などとみんなで楽しんでいるようです。

とにかくお祭りや、楽しいことが大好きなスペイン人らしい風習ですね😁

日本にいると25日のクリスマスが終わった途端にツリーが片付けられ、翌日からは正月飾りが売り出され、お店に流れるBGMも正月らしい厳粛な音楽に早変わり。

季節感に敏感な日本だからこその習慣だとは思いますが、個人的には形式だけなぞった習慣になんの意味があるのか常に疑問を感じます🤔

あいまいに表現することが上手な日本人のわりには、季節の習慣には生真面目な一面もあり、つくづく不思議な国民性だなと。

ま、そんなぼやきは、ほどほどにして今年こそはコロナが終息に向かうことを切に願うばかりです。

そして皆様にとっても良い一年となりますように✨

本年一年も皆様に美味しいスペインワインをお届できるよう頑張って参りますので、引き続きご愛顧の程宜しくお願い申し上げます🙇

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